こんにちは。
稲津友梨花です。スタジオのブログは初めて書きます!
先日、1週間のウラジオストクでの公演から帰国しました。
牧阿佐美バレヱ団に入団してから初めての海外公演で、初めて海外で舞台に立たせて頂きました。
やはり、ロシアで感じたのは、日本よりもバレエが身近であるということです。
チケットの値段が比較的お手頃なのもありますが、
平日の夜も、土日も、カフェやレストランに行くような感覚で、街の皆さんが劇場にいらっしゃいます。
幕間にはロビーでシャンパンやデザートが無料で配布されたり、
カーテンコールのみですが、劇場内も撮影できたり。
日本では少し抵抗のある、「bravo!」の声や歓声もたくさん頂きました。
すぐに実現するような事ではないですが、
日本でも、もう少しカジュアルにバレエを楽しんで頂けるような日が来るといいなぁ、と思います。
バレエ団の公演がある時は、スタジオにチラシを貼っていますので、皆さんもお気軽にお声がけくださいね。
1週間、もっと言うと年末年始もほとんどお休み無くリハーサル漬けでどっぷりバレエに浸かっていました。
毎日レッスンやリハーサルを重ねて、正直ルーティンのようになってしまい、
自分の中でどれも当たり前のようになってしまう事もあります。
ですが、初日のカーテンコール、4階まである客席を見て、スタンディングオベーションで拍手を頂いた時は胸が熱くなりました。
幼い時に、客席から観ていた景色の一部になれたんだという喜びと、それに対する責任感のようなものも感じました。
これは毎回の舞台で思う事ですが、今回ロシアという異国の地で感じた事は、一生忘れない宝物になりました。
またこれからも、この宝物を大事にして頑張りますので、応援よろしくお願いします。
友梨花